感覚は想像できない。
この想像できないということが、]人間の発想の限界である。 それ以外の感覚がわからないからこの世界の仕組みを科学的 実験的という結果に求めることになる。しかし、これも意識レベルへその感覚が上がってきたときのみである。顕在意識に上がってこなかったら、感覚は何もないのであろうか。痛いと感じなければ、細胞レベルでも 何も感じないであろうか。何も感じてなくても、体に細菌が、進入しても、それを免疫抗体が、その細菌と戦い体を守っているわけであり、常に体温は、同じレベルを調節しているわけであり、顕在レベルにこれらの感覚が上がってこなくても、細胞レベルでは、何かを感じ取って年中無休で働いているわけである。少し上の肉体レベルでも、内臓は無意識に動き 手足も命令しなくても、勝手に歩いたり、触ったり 各レベルでこの肉体を守っているわけであります。これらの動きは、何の命令で動いているのでしょう。システム的にそうなっているのだと簡単に考えるわけにはいかないでしょう。人間レベルでは、情報により、動くということは、考えられますが、このレベルでも現実は、何らかの衝動があって行動を起こすわけであって情報だけで、体が動くということは、ありません。
いわんや細胞レベルで知性があるわけではなく、情報で動き出すはずはなく、何らかの衝動があるはずです。犬や鳥や下等生物では、感覚で行動しているのはわかりますが魚の群れを見ていますと、全体として、一瞬で向きを変える 決して先頭の魚が、向きを変え、徐々にその情報が、伝わって変化していくわけでは、ありません。
分子生物学を少しかじるとこのレベルでは、とても複雑すぎて、すべてシステム的に成り立っているなどととても思いません。各レベルで何らかの感覚が生じていると。考えるほうが、遥かにわかりやすいと 思われます。しかし、その感覚が想像できないからシステム的に解明しようと 努力しているわけですが、その本質は、感覚にある故なかなか難しいというところでしょう。現代科学では、何らかの偶然で細胞ができ、そしてそれが、集まって肉体ができ、神経ができ、感覚も生じる。というシステムと偶然が、重なって生命は生まれたと考えています。まあ何と説得力のないお話でしょうか。しかし、感覚そのものが科学的ではないという理由により、無視されている。今論では、この感覚の初期の段階が電磁気や強い相互作用 弱い相互作用 重力等の力として現れると考えます。とんでもない考えだ ついていけないと思いでしょうが ちょっと待ってください テーマはこうです この力がどのように感覚 意識まで進化してきたか?今論では今に収束してすべてが成立していると考えます 初期レベルでは力の現象として現れそれが共有結合から有機分子が作られそれが細胞をつくりその細胞が分裂をして
細胞体を作り生命体が創造される その流れの根底の感覚の進化があると考える その感覚は初期レベルからなくては逆に今論が成立しない というわけで
身近な自分の肉体から感覚を分析してみよう
細胞レベルと肉体レベルでは微妙に感覚が違うだろう
細胞レベル 接触感 弱いチックとした痛み
細胞集合体レベル(臓器 肌など) 痛い こそばゆい かゆい 暖かい 熱いなど
肉体レベル 激痛 暑い 寒い 快感
生命統合レベル (顕在レベル) 苦痛 嬉しい 気持ちいい
他者との関係まで含めて 感動 悲しい 充実 憎しみ しっと
このあたりはいろいろご意見が分かれるところですが こうしてわけると 細胞から全体まで感覚といえどこのように感覚も変化してゆくことがお解かりいただけるだろう.ところで感覚とはなんだろう?今論では時間量である。無意識の時間である。この時間の経過が感覚を決めると思います。体では感じられない無数の皮膚感覚,五感、自律神経など無意識の感覚ともいえるそういった存在が肉体を守っています。人間レベルでは顕在さいぼう意識~肉体感覚~自律神経~細胞レベル~細胞内レベル~核内レベル(遺伝子)~量子レベルなどに時間量を分画してその無意識の時間量を考える。この無意識の時間は当事者に取ってない
Tn(意識)>Tk(体の感覚)>Ts(細胞レベル)
のである。人間の感覚では0.5秒たたないと感覚は発生しない。しかしこの微妙な時間は消えてしまうのです。0;5秒未来へ意識が飛ぶのです。というか、時間の経過を感じないのです。こうして人間の意識の構造はなりたっています。
先っぽの部分はその器官が観測する機能 それ以降の部分はそれ以下の記憶が残る無意識部分、このように重ね合わせの、観測によって時間量が進化する。不確定性原理―時間量―感覚―意識
階層構造 ヒエラルキー
固体
器官 (心臓 肝臓 根 茎 花 など)
組織 (結合組織 上皮組織 神経組織 )
細胞 (血液 神経 筋肉 9
オルガネラ (ミトコンドリア 小胸体 ゴルジ体 )
分子 (たんぱく質 核酸 ATT アミノ酸)
一つの細胞 - 1秒で数万個の蛋白を作る
一つの細胞 - 80億のたんぱく必要
アミノ酸 20種類で組み合わせ たんぱく質作る
アミノ酸 O N C S H の5種類
生細胞は量子レベルの効果で働いている 陽子や電子を輸送するミトコンドリアは直径 1ミクロン(1センチの 1/10000)以下であり細胞膜の幅は 40ナノメートル(1センチの百万分の 4)しかない DNAの二重らせんの断面の大きさは 2ナノメートルであり大きなタンパク質のサブユニットにさえ20ナノメートル程度である 生命ははるかに微細な
電子のやりとりのレベルであり ある時期から突然生命が生まれたのではなく 本質的に量子のレベルまでかかわってくるということだ つまり生命とはこの宇宙の成り立ちから関わることであり たんぱく質ができてそれから生命が発生し意識の原始レベル
さて問題は一体どこまでレベル層が落とせるのだろう私は生命がたんぱく質がつくりだされそれから生命が生まれた発生したとは考えていません絶対性のところでお話ししたようにこの時間の感覚こそが一番基本的な基準になると考えていますからこれは量子が生まれた時同時に生まれたと考えなくてはなりません そこに何かがあるということは何かがあるとそれを意識する自分がいます この裏表のような関係がなくては量子の存在は認識できませんしたがってこの裏表で一つです
存在物(RC)⇔存在すると認識(C)
、存在物は場を作り存在すると認識は時間を作り出します これで一つです もちろん認識といっても、原始レベル認識ですからこれは粒子が創造された時その裏表の関係にある”粒子を認識する”は暗在的意識ともいう原子レベルの意識ですここはとても大切なところでありますが一番難しいところかもしれません
たのではなく もっとはるかに根源的な存在なのです